2026年3月21日土曜日

ルカによる福音書第8章

8章

1. さて、その後、彼はすべての町々と村々とを通りながら、天の神の良き知らせを説教してお示しになりました。また、十二人も彼と一緒にいました。
2. そして、悪霊どもと虚弱とから癒された、マグダレーネと呼ばれていたマリアも一緒でした。その女性から七つのダイモニオンどもが出て行ったのです。
3. また、ヘロデの執事であるクーザの妻ヨハンナとスザンナ、また、他にも多くの人々が、自分たちの財産で彼に仕えていました。
4. そして、非常に大きな群衆が集まってくると、彼らはあらゆる町から来たのですが、彼はたとえ話によって語られました。
5. 「一人の種まきが自分の種蒔きのために出て行った。そして、彼が種蒔をしてくいると、ある〔種〕は道ばたに落ちた。そして、それは踏みつけられ、空の鳥どもがそれを食べた。
6. ある〔種は〕岩の上に落ちた。そして、芽を出すとすぐに、それは枯れ果ててしまった。そこには湿気がないからだ。
7. ある種は棘科の茂みの中に落ちた。そして、その棘の茂みはその〔種〕と一緒に芽が出てきたが、それをふさいでしまった。
8. しかし、他の種は良い地に落ちて芽が出てきた。そして[1]百倍の収穫があった。」これらのことを言うと、彼は叫ばれました。「[2]聞くための耳をもっているなら、その人は聞きなさい!」
9. その時、彼の弟子たちは彼に尋ねて、こう言いました。「この譬えはどういう意味ですか?」
10. すると、彼は仰せられました。「汝らには、天の神の王国の秘密について知ることが許されて(与えられて)いる。しかし、他の人々には、諸々の譬えで語られる。それは、彼らが見ているのに、見ないためであり、また、聞いているのに、理解しないためだ。
11. ところで、この譬えは、こういう〔意味だ〕種は天の神の御言葉だ。
12. 道ばたにおちたものとは、聞いてはいるのだが、ディアボロスが来て、彼らの心から、その言葉を取り去ってしまう。それは、彼らが信じて救われないためだ。
13. また、岩の上に落ちた者たちとは、彼らは聞いたときは、喜んでその言葉を受け入れる。しかし、それらには根がない。その人は、しばらくは信じているが、試みの時には脱落していく。
14. また、棘の草むらに落ちた〔種〕は、こういう人だ。彼らが聞いた時に、心配事、諸々の富、諸々の生活の喜びがどんどん出てきて[3]ふさいでしまう。そして、どの実も熟さない。
15. しかし、良い地に落ちた種とは、御言葉を気高く[4]、良い心で聞き、忍耐してそれを保ち、実を生み出す。
16. 明かりを灯して、それを器で覆ってしまったり、ベッドの下に置く人は誰もいない。そうではなくて、入ってくる人がそのあかりが見えるようになるために、それをあかり台の上に置く。
17. 現わされないままで秘密になりつづけているものは何もないし、知られて光に照らされないものも何もないからだ。
18. だから、汝らは、どう聞くかに注意しなさい。誰でも、持っている人には、もっと与えられ、誰でも持っていない人は、彼が持っていると思っているものまでも、彼から取られてしまうからだ。」
19. その時、彼の母と兄弟達とが彼のところに来ましたが、群衆のために彼に近寄る事ができないでいました。
20. そこで、その事をある人が、彼に言いました。「あなたのお母さんとあなたの兄弟たちが外で立っています。あなたに会いたいのですよ。」
21. しかし、彼は答えて彼らに仰せられました。「私の母、私の兄弟たちは、これらの天の神の御言葉を聞いてそれを行う人たちである。」
22. さて、ある日、彼は彼の弟子たちと一緒に一艘の小舟に乗り込み、彼らに仰せられました。「さあ、湖を横切って対岸に行こう。」そして、彼らは出発しました。
23. しかし、彼らが帆を上げると、彼は眠ってしまわれました。すると、暴風がその湖の上に吹き降ろしてきて、彼らは水で一杯になってしまい、危険になっていました。
24. それで、彼らは彼のところに来て、彼を起して言いました。「主よ、主よ、私たちはもうだめです!」その時、彼は起き上がってその風と大荒れの水をお叱りになると、それらは止んで凪ぎになりました。
25. しかし、彼は彼らに仰せになりました。「汝らの信仰はどこにあるのか?」そこで彼らは恐れ、また驚嘆して互いに言い合いました。「誰にこんなことをできるのか?この方(彼)は、あの諸々の風や水にまでお命じになるのだ。そうすると、それらはこの方(彼)に従うのだ!」
26. その時、彼らはかのガリラヤの反対側にあるガダレネの地方に航海して着きました。
27. そして、彼がその地に足を踏み出されると、そこで、ある男性が町から出て来て彼と出合いました。その人は長い間ダイモニオンどもに取り付かれていましまたが、彼は何も着ておらず、家に住まずに諸々の墓場にいました。
28. 彼はイエスを見ると、絶叫して彼の足もとにひれ伏して大声で言いました。「おれとあなたとなんの関係があるというんですか。イエスよ、至高者、天の神の息子よ?お願いだから、おれを苦しめないでくれ。」
29. というのは、彼がその汚れた霊に対して、その男性から出て行くようにお命じになったからです。なぜなら、それはしばしば彼を捕らえ、そして彼は見張りのもとに置かれて、諸々の鎖で縛られ、そして、手枷足枷をかけられていました。しかし、彼は拘束物を壊し、そしてダイモニオンによって荒野においやられていました。
30. イエスは彼に尋ねて仰せられた。「お前の名前は何だ?」。すると、彼は言いました。「レギオンです。」というのは、多くのダイモニオンどもが彼に入っていたからです。
31. そして、彼らは彼に(彼が彼らに)底知れない穴[5]に行けと命じないように懇願しました。
32. ところで、多くの豚の群れが山で餌を食べていました。そこで、彼らは彼にその豚ども(彼ら)の中に入ることを許可してくれるように懇願したので彼は彼らに許れました。
33. そこで、ダイモニオンどもはその男性から出て行ってその豚に入りました。すると、その群れはその切り立った場所から暴走して駆け下り、湖に入って溺れてしまいました。
34. その時、それら〔の豚〕を飼っていた人々は何が起こったかを見て、彼らは逃げ出してそのことを町と、その地域に語りました。
35. そこで、彼らは何が起こったのかを見に出て来て、イエスの所に来ましたが、ダイモニオンどもが出てしまった男性がイエスの足もとに座り、着物を着て正気になっているのを見て、彼らは恐れたのです。
36. また悪霊(ダイモニオン)に取り付かれていた人が、どのように癒されたのかを見た人が彼らに語りました。
37. その時、ガダレネの周辺の地域の人々は皆彼に彼らから離れて(出て行って)くれるようにと頼みました。彼らは非常な恐れに捕らわれていたからです。そこで、彼は小舟に乗り込んでお帰りになりました。
38. ところで、悪霊(ダイモニオン)どもが出ていった男性は、(彼と)一緒にいさせてくれるようにと懇願しましたが、イエスは彼を送り去らせ、こう仰せられました。
39. 「汝は自分の家に帰って天の神が、汝にどんなに素晴らしい事をして下さったのかを知らせよ。」そこで、彼は帰って行き、町じゅうにイエスが彼にどんなに素晴らしい事をして下さったのかを伝え広めました。
40. さて、イエスがお帰りになると、群衆は彼を歓迎しました。彼らは彼を待っていのです。
41. すると、見よ、ヤイロスという名前の人が来ました。
彼はシナゴーグの司でした。そして、彼はイエスの足もとにひれ伏して、彼の家に来てくれるように懇願しました。
42. 彼に12歳の一人娘がいたが、彼女が死にかかっていたからです。しかし、彼が行こうとされると、群衆が彼に群がっていました。
43. さて、ある女性が、12年間も長血を患っていて、自分の(彼女の)生計を全部医者に費やしていたが、何も良くなりませんでした。
44. その人が後ろから来て、彼の衣の縁に触ると、すぐに彼女の血の流出は止まったのです。
45. イエスは仰せられました。「誰が私に触ったのか?」皆がそれを否定すると、ペテロや、彼と一緒にいた者たちが言いました。「主よ、この群衆があなたに群がって、迫っています。それなのにあなたは、『誰が私にさわった、とおっしゃるのですか?』と言いました。
46. しかし、イエスは仰せられました。「誰かが私にさわった。力が私から出て行ったのを感じたのだ。」
47. さて、女性は彼女は隠れていられない事を知り、震えながら来て、彼の前に平伏しました。彼女は全ての人々のいるところで、彼に触った理由と、どのように彼女がすぐに癒されたかを明らかにしました。
48. そこで、彼は彼女に仰せられました。「娘よ。大いに喜べ。汝の信仰が汝をよくした。行きなさい。安心して。」
49. 彼がまだ話している間に、シナゴーグの司の家から何人かが来て、彼にこう言いました。「あなたの娘さんは死にました。先生を煩わせてはいけません。」
50. しかし、イエスがそれを聞くと、彼に答えて仰せられました。「恐れるな。ただ信じていなさい。そうすれば彼女は良くなる。」
51. 彼がその家にお入りになる時、彼はペテロ、ヤコブ、ヨハネ、そしてその少女の父親と母親の他はだれも入ることをお許しになりませんでした。
52. さて、皆は彼女のために泣いて悲しんでいました。しかし、彼は仰せられました。『泣くな。彼女は死んでいない。眠っているのだ。』」
53. すると、彼女が死んだ事を知っていたので、彼らは彼を嘲り笑いました。
54. しかし、彼は彼らを皆外に出して彼女の手を取ってこう呼ばれました。「少女よ、起きなさい」
55. すると彼女の霊が帰り、彼女はすぐに起き上がりました。そして、彼は彼女に何か食べ物を上げるようにとお命じになりました。
56. すると、彼女の両親はびっくりしました。しかし、彼は彼らに誰にも、何が起こったのかを言わないようにと警告されました。


[1] ἑκατονταπλασίονα. a hundredfold.
[2] χων having
[3] πορευομενοσ moving along
[4] NKIJnoble TR.right
[5] αβυσσον abyss
[6] Θάρσει  be of good comfortbe of good cheer
[7]εἰς εἰρήνην in peace

ルカによる福音書第11章

11章

1. さて、彼がある場所で祈りをなさり、それを終えられた時、彼の弟子たちの一人が彼に言った。「主よ、ヨハネも彼の弟子たちに教えていたように、私たちにも、祈りを教えてください。」
2. そこで、彼は彼らに仰せられた。「汝らが祈る時には、こう言いなさい。『諸々の天におられます私たちのお父様、御名が崇められますように。王国が来ますように。御旨が天でなされているように、地でなされますように。
3. 私たちに毎日のパンをお与え下さい。
4. そして、私たちの諸々の罪をお赦しください。私たちも私たちに負債のある人を皆赦しておりますから。そして、私たちを、誘惑に入らせず、悪しき者から救い出してください。」
5. そして、彼は彼らに仰せられた。「汝らのうちの誰かが友人を持っていて、真夜中に、彼の所に行き、彼に言うとする。『友よ、私に三つのパンを下さい。
6. 私の友人が旅をして、私のところに来ました。でも、私は彼にあげられるものが何もないのです。』
7. すると、彼は〔家の〕中から答え、そして言う。『私を困らせないでくれ。戸はもう閉めている。そして、私の子供たちは私と一緒に寝ているんだ。私は起きてあなたに上げられないだろう?』
8. 私は汝らに言う。彼は友だちだからというのでは起きないし、何かをくれることはない。しかし、彼が切迫していれば、彼は起きる。そして、彼に必要としているだけは与える。
9. だから、私は汝らに言う。求め続けなさい。そうしたらそれは与えられる。捜し続けなさい。そうすれば汝は見つける。たたき続けなさい。そうすれば、汝に開かれる。
10. 誰でも、求めている者は受け、また、捜し続けている者は見つけている。そして、たたき続ける人には開けられているからだ。
11. もし、誰でも、汝らの一人が、息子の一人がパンを求めているのに、石を与えるだろうか?また、魚を求めているのに彼は魚の代わりに毒ヘビをあげるだろうか?
12. また、彼が卵を求めているのに、サソリを与えるのか?
13. もし、汝らは、悪い性分なのに、自分の子供たちには良いものをあげることを知っているなら、汝らの天の父はなおさらの事、聖霊を求め続ける人たちに与えない事があるだろうか?」
14. さて、彼は悪霊(ダイモニオン)を追い出しておられた。そして、それは口をきけなくする〔霊〕であったが、悪霊(ダイモニオン)が出て行き、その話せない人が話したので、群衆は驚いたのである。
15. しかし、彼らのある人たちは言った。「彼は悪霊ども(ダイモニオン)を、悪霊どもの支配者ベルゼブルによって、追放しているのだ。」
16. 他の人々は、彼を試して彼から天のしるしを求めていました。
17. しかし、彼は彼らの思いを知って、彼らに仰せられた。「あらゆる王国は分裂して争っているなら、荒廃する。また、家が家に敵対していたら崩壊する。
18. 汝ら
は、私が悪霊どもを、ベルゼブブによって追放していると言っているが、もし、サタンも自分自身(彼自身)のうちで分裂して敵対しているなら、どうして彼の王国は立ちつづけるのか。
19. また、私が悪霊どもを、もしベルゼブルによって追放しているなら、汝らの息子たちは誰によって彼らを追放するのか?だから、彼らが汝らの裁き人になるのだ。
20. しかし、もし私が悪霊ども(ダイモニオン)を天の神によって追放しているなら、確かに天の神の王国は、汝らの所にきているのだ。
21. 強い男性が武装して、自分の邸宅を守っている時には、彼の諸々の財産は安全だ。
22. しかし、彼よりも強い者が彼の所に来て、彼に勝てば、彼は彼が頼りにしていた彼の武具を全て奪い取り、彼からその戦利品を分ける。
23. 私と一緒にいない人は、私に敵対する人であり、また、私と一緒に集めない人は、散らす人たちなのだ。
24. 汚れた霊が男性から出て行った時、彼は乾いた場所を通り抜け、休み場を探していた。しかし、無かったので、彼は言う。『自分は出てきた自分の家に帰ろう。』と
25. そして、彼が帰って来ると、彼はそれが掃除して、整頓してあるのを見た。
26. そこで、彼は出て行って、自分自身よりも更に悪い、他の七つの霊どもを連れて来る。そして、彼らはそこに入って住み込む。すると、その人の最後の状態は、初めの時よりも悪くなっている。」
27. さて、彼がこれらの事をお語りになっている時、群衆の中から、ある女性が声をあげて彼に言った。「あなたを身ごもった胎は幸いです。そして、あなたに乳をのませた胸は幸いです。」
28. しかし、彼は仰せられました。「それよりももっと幸いなのは、天の神の言葉を聞いて、それを守る人だ。」
29. さて、群衆が密集して互いに集まっている間に、彼は語り始められました。「これは邪悪な世代だ。徴を求めている。しかし、預言者ヨナの徴のほかには、何のしるしも与えられない。
30. ヨナがニネベの人々に対する徴となったように、人の子もこの世代に対して徴となるからだ。
31. 南の女王が裁きの時に、この世代の人々と一緒に立ち上がり、彼らを裁く。彼女が地の果てからソロモンの知恵を聞くために来たからだ。そして、実に、ソロモンよりも偉大な者がここにいる。
32. ニネベの人々が裁きの時に、この世代の人々一緒に立ち上がり、そして、それを裁く。彼らがヨナの説教で悔い改めたからだ。しかし、実にヨナよりも偉大な者がここにいる。
33. 誰も、灯かりに火を灯して、それを秘密の場所や穀物の量りの下にいれはしないで灯かり台の上に置いて、入ってくる人たちにその火が見えるようにする。
34. 体の灯かりはその目だ。だから、[1]汝の目が完全[2]なら、汝の体全部も明るい。しかし、それが悪いなら、汝の体も暗い。
35. だから、汝の内側にある光が暗くないように注意していなさい。
36. 明るい灯かりが汝を照らしているように、もし[3]汝の体全部が明かりとなっていて、暗い部分はどこにもないなら、すべてが明るくなる。」
37. そして、彼がお語りになっていると、あるファリサイ派の人が彼を食事に招待しました。そこで、彼は入って、食事のために席にお着きになりました。
38. ファリサイ派の人は、それを見ていて、彼が食事の前に、まず手を洗わない事に驚きました。
39. その時、主は彼に仰せられました。「ところで、汝らファリサイ派の人たちは、杯や皿の外側は洗って清くする。しかし、汝らの内側は貪欲や邪悪で満ちている。
40. 愚かな人々だ!外側をお造りになったお方は、内側もお造りになったのではないか?
41. しかし、むしろ、汝が持っている物を施しなさい。そうしたら、すべては本当に清くなる。
42. しかし、汝らファリサイ派の人々は忌まわしい!なぜなら、汝らはミントやルーや薬味の十分の一をしている。そして裁き[4]と天の神に対する愛を見過ごしている。これらは汝らがはしなければならないことだが、もう一方を行わないまま放っておいてはいけない。
43. 汝らファリサイ派の人々は忌まわしい!なぜなら、汝らはシナゴーグでの、一番良い席を好み、また、諸々の市場で挨拶するのを好んでいる。
44. 汝ら律法学者たちやファリサイ派の人々は忌まわしい。偽善者たちよ!汝らは、見えないが、人々がその上をそれに気がつかないで歩いている見えずらい[5]墓に似ている。」
45. その時、法律家の一人が答えて彼に言いました。「先生、これらのことをおっしゃることによって、あなたは私たちも非難しています。」
46. すると、彼は仰せられた。「汝ら法律家も忌まわしい!なぜなら汝らは、耐えがたい、諸々の重荷を人々に担わせている。そして、汝ら自身は、それらの重荷に指一本でも触れようとしない。
47. 汝らは忌まわしい!なぜなら、汝らは預言者たちの墓を建てた。そして、汝らの祖先たちが、彼らを殺したのだ。
48. 事実、汝らは、汝らの先祖たちの行いを認めて証明している。そして、汝らは、彼らの墓を建てているのだ。
49. だから、天の神の知恵もまた言っている。『私は彼らに預言者たち、そして、使徒たちを遣わそう。すると、彼らは、彼らのうちの何人かを殺し、また迫害する。』
50. そのようにして、世界の基の置かれたときから流された、すべての預言者たちの血がこの世代に[6]求められる。
51. アベルの血から祭壇と神殿との間で殺された、ザカリヤの血に至るまでの。そうだ。私はあなたがたに言う。それはこの世代に[7]求められる。
52. 汝らは忌まわしい、法学者たちよ!汝らは、知識の鍵を取り上げてしまった。汝らは自分自身も入らず、そして、入ろうとする人々の[8]邪魔をした。」
53. そして、彼がこれらのことを彼らに仰せになってからは、律法学者たちや、ファリサイ派の人々は、猛烈に彼を攻撃し始め、多くのことで彼に反対質問をし始め、
54. 彼を待ち構え、そして、彼を訴えて捕らえるために、仰せになっている何かのことで言いがかりをつけようとしました。



[1] σου
[2] απλουσ 573 simple,single,(in which nothing complicated or confused) whole,sound
[3] σου
[4] κρισιν
[5] αδηλα 82 not manifest indistinct,uncertain,obscure
[6] κζητηθ might be charged
[7] κζητηθήσεται it will be required
[8] κωλύσατε  you hindered.

2025年10月21日火曜日

ルカによる福音書第22章

1. さて、種入れぬパンの祭りが近づいていました。それは、過ぎ越しとも呼ばれています。

2. そして、祭司の長たちと律法学者たちとは、どうやれば、彼を殺せるだろうかと思案(探して)していました。彼らは民を恐れていたからです。

3. ところで、サタンがユダに入りました。彼はイスカリオットという姓であって、十二人の一人に数えられていました。

4. そこで、彼は行って、祭司の長たちや指揮官たちと、どうやって彼を彼らに売ろうかと協議しました。

5. すると、彼らは喜んで彼に金を払う事を承知しました。

6. そこで彼は彼を彼らに売り渡す事を約束して、群衆のいない所で、機会をうかがっていました。

7. さて、種入れぬパンの日になりました。その日に、過ぎ越しは殺されることになっています。

8. そして、彼はペテロとヨハネを送って仰せられました。「行きなさい。そして私たちのために過ぎ越しを食べることが出来るように、用意をしてきなさい。」

9. そこで、彼らは彼に言いました。「どこで用意をすればいいですか?」

10. すると、彼は彼らに仰せられました。「見なさい。汝らがその町に入ると、水が入った壷を運んでいる、一人の男が汝らと出会う。彼について行って、彼が入る家に入りなさい。

11. それから、汝らは家の主人に言いなさい。『先生があなたにこう仰せになっています。「私が過ぎ越しを、私の弟子たちと食べる客間はどこか?」と』

12. すると、彼は汝らに、備えができている二階の部屋を見せてくれるから、そこに準備をしなさい。」

13. そこで、彼らは行ってまさに彼が彼らに仰せになっていたとおりにそれを見つけたので、彼らは過ぎ越しの準備をしました。

14. [1]時が来ると、彼は十二使徒と一緒に席につかれました。

15. その時、彼は彼らに仰せられました。「私は、苦難の前に、過ぎ越しを汝らと食べることを、[2]燃えるような思いで願っていた。

16. 私は汝らに言う。私はもはやそれを天の神の王国が実現するまでは、決して食べない。

17  そして杯を取り、感謝して言われました、「これを取って、互に分けて飲め。

18. 私はなんじわららに言う。ぶどうの実から作った飲み物を、天の神の王国がくるまでは、決して飲まない。」

19. そして、彼はパンを取り、感謝を捧げてそれを裂き、それからそれを彼らに与えて、仰せられました。「これは汝らのために与える私の体である。これを、私の記念のためにせよ。」

20. 同じように、彼はまた、杯を晩餐の後に取って仰せられました。「この杯は汝らのために流される、私の血による新しい契約である。

21. しかし、見よ、私を売り渡す者が、このテーブルに、私と一緒にいる。

22. そして、人の子はそれが決められていたように行くであろう。しかし、彼を売り渡す、その人は忌まわしいことだ。」

23. その時、彼らはお互いの間で、彼らのうちの誰がこのことをするのかと疑い始めました。

24. ところで、彼らの間で誰が一番偉大な者と思われるかについて議論がありました。

25. そこで、彼は彼らに仰せられました。「異邦の王たちは彼らの上に支配権を持とうと働いている。また、彼らに権威を持とうとする者たちは、「恩人」と呼ばれている。

26. しかし、汝らの間ではそうであってはならない。反対に、汝らの間で一番偉い人は、より若い人のようであれ。また、治めたい人は、仕える者のようであれ。

27. テーブルについている人と、仕えている人と、どちらが偉いのか?テーブルについている人ではないのか?しかし、私でさえ、汝らの間では、仕え人のようにしている。

28. しかし、汝らは私の試みの時にも、私と一緒にいてくれた人たちだ。

29. 私の父が私に授けて下さるように、私は汝らに王国を与えよう。

30. 汝らは私の王国で、私のテーブルについて食べたり飲んだりし、またこのイスラエルの十二部族を裁く王座につく。」

31. そして、主は仰せられまた。「シモン、シモン![3]見よ、サタンが汝を小麦のようにふるいにかけるように求めた。

32. しかし、私は汝のために信仰がなくならないように祈った。そこで汝は立ち返ったら、汝の兄弟たちを力づけてあげなさい。」

33. しかし、彼は彼に言いました。「主よ、私はあなたと一緒に行く準備は出来ています。〔それが〕牢獄であろうが、死であろうが。」

34. その時彼は仰せられました。「私は汝に言う。ペテロよ。今日、雄鶏が鳴く前に、汝は私を知らないと三回否定するであろう。」

35. また、彼は彼らに仰せられました。「私が金袋も、背負い袋も、二足のサンダルも、持たせないで遣わした時に、汝らには何か不足したものがあったか?」すると彼らは言いました。「何もありませんでした。」

36. すると、彼は彼らに仰せられました。「しかし今は、金袋がある者はそれを携えよ。そして剣の無い者は、着物を売ってでも、剣を買うがよい。

37. 私は汝らに言う。私について『そして、彼は[4]無法者たちと一緒に数えられた。』と書かれていることは、成就しなければならない。なぜなら、私についての事は、[5]完全に成就するからである。

38. そこで彼らは言いました。「主よ、ご覧下さい剣は二振りございます。」すると彼は彼らに仰せられました。「[6]十分だ。」

39. 出て来ると、いつもなさっていたように、彼はオリブ山に行かれ、そして、彼の弟子たちも彼に従って行きました。

40. 彼がその場所に来られた時、彼は彼らに仰せられました。「祈っていて、誘惑に入り込まないようにせよ。」

41. そして、彼は彼らのところから、石を投げて届く位の所に離れて行き、そして、ひざまずいて祈り、

42. こう仰せられました。「[7]父よ、もし、あなたの御旨でありますならば、この杯を私から取り除いてください。しかし、私の思いではなく、あなたの御旨がなりますように。」

43. その時、一人の御使いが天から彼に現れて、彼を力づけました。

44. そして、苦悩しながらも、彼はよりいっそう祈られました。その時、彼の汗は血が地に滴り落ちるような、大きな滴りとなっていました。

45. 彼が祈りから立って、ご自分の弟子たちの所に来ると、彼は彼らが悲しみから寝入ってしまっているのをご覧になりました。

46. そこで、彼は彼らに仰せられました。「どうして、汝らは寝ているのか?起きて祈っていなさい。そうしないと、汝らは誘惑に陥るから。」

47. そして、彼がまだお語りになっている間に、見よ、一群れの人々と、十二人の一人、ユダと呼ばれる者が、彼らの前に来て、イエスに近づき、彼に口づけをしました。

48. しかし、イエスは彼に仰せられました。「ユダ、汝は口づけしながら人の子を売るのか?」

49. 彼の周りにいた人々は、起こっているのかを見て、彼らは彼に言いました。「主よ、この剣で突いてやりましょうか?」

50. そして、彼らの一人が、大祭司の僕を打って、彼の右の耳を切り落としました。

51. しかし、イエスは答えて仰せられました。「これで許しなさい。」そして、彼は彼の耳に触れ、彼を癒されました。

52. その時、イエスは、彼のところに来ていた大祭司たち、神殿の司たち、そして長老たちに仰せられました。「汝らはまるで強盗に向かうようにして、剣や棍棒を持って出て来たのか、?

53. 私が毎日汝らと神殿で一緒にいたときには、汝らは私を捕まえようとはしなかった。しかし、今は汝らの時、また、闇の権力者の時だ。

54. 彼を捕らえると、大祭司たち(彼ら)は彼を連行して彼を大祭司の家に連れて行きました。そして、ペテロは少し離れてついて行きました。

55. さて、彼らは中庭のまん中で火を焚いていました。そして、皆で座っていましたが、ペテロも彼らの間に座っていまし。

56. すると、ある召使の少女が彼が火のそばに座っているのを見て、彼をじっと見つめて言いました。「この男の人も、彼と一緒にいた。」

57. しかし、彼は彼を否定して言いました。「女の子、私はそんな人(彼)は知らないね。」

58. しばらくして、他の人が彼を見て言いました。「お前も彼らの仲間だ。」しかし、ペテロは言いまし た。「おれは違うよ!」

59. それから、 一時すぎたころ、他の人が[8]確信を持って、断言しながら言いました。「確かにこいつもあの男(彼)と一緒だった。あいつもガリラヤ人だから。」

60. しかし、ペテロは言いました。「お前(男よ)、おれはお前の言っている事がわからない。」すぐに、彼がまだ語っている間に、あの雄鶏が鳴きました。

61. すると、主は振り返って、ペテロを見つめられました。そして、ペテロは主が彼に「雄鶏が鳴く前に、汝は私を三回否定する。」と仰せられた、そのお言葉を思い出しました。

62. そこで、ペテロは出て行って激しく泣きました。

63. さて、イエスを捕えていた人々は、彼をあざけり、また打ちたたきました。

64. そして彼らは、彼に目隠しをて彼の顔を殴っり、彼あざけってこう言いました。「預言して見ろ。たたいたのは誰だ?」

65. また、彼らは他の多くの事を言って彼を侮辱しました。

66. さて、民の長老たちや、祭司の長たち、また律法学者たちが互いにやって来て、彼を彼らの議会に連行して、こう言いました。

67. 「お前はキリストなのか?われわれに言え。」すると、彼は彼らに仰せになりました。「もし、私が言っても汝らは信じまい。

68. また、私が訪ねても、汝らは答えないし、私を行かせることもするまい。

69. しかし、この後、人の子は力ある天の神の右に座すことになる。」

70. その時、彼らは皆言いました。「それなら、お前は天の神の御子なのか?」すると、彼は彼らに仰せになりました。「汝らが言うとおり、私である。」

71. すると、彼らは言いました。「我々は、これ以上の証人が必要であろうか。われわれ自身で、彼の口から出たことを聞いたのだから。

 


[1] Κα ξελθν πορεύθη κατὰ τ θος ες τ ρος τν λαιν κολούθησαν δὲ ατ κα ο μαθηταί ατο

[2] πιθυμί πεθύμησα With desire  I have desired

[3] δο  Behold

[4] νόμων [the] lawless

[5]τελεσθναι to be accomplished

[6] κανόν στιν Enough  it is.

[7]Πάτερ

[8]Διϊσχυρίζετο strongly affirmed [it],

 

2025年10月19日日曜日

ルカによる福音書第23章

23章 O

1. それから、群衆は皆立ち上がって彼をピラトの所に連行しました。

2. そして、彼らは彼を訴え始めて言いました。「私たちはこの男がこの国を惑わし、またカエサルに税を納めることを禁じ、彼が、自分自身を王なるキリストだと言っているのを見ました。」

3. その時、ピラトは彼にこう言いました。「お前はユダヤの王なのか?」彼は彼に答えて仰せられました。「汝の言うとおりである。」

4. そこで、ピラトは祭司の長たちと、群衆とに言いましたた。「私には、この男に落ち度が見当たらない。」

5. しかし、彼らはますます荒々しくなって、こう言いました。「彼は人々を扇動して、ユダヤ全地に、ガリラヤからここにまで教えています。」

6. ピラトはガリラヤの事を聞いたので、もしかして、彼がガリラヤ出身なのかと尋ねました。

7.  ピラトは、彼がヘロデの管轄に属しているのを知るとすぐに、彼をその時エルサレムに来ていたヘロデのもとに送りました。

8. さて、ヘロデはイエスにあったので、彼は非常に喜びました。彼は長い間彼に会いたいと切望していたからです。ヘロデは彼についての多くのことを聞いていたので、彼が何かの奇跡をするのを見たいと願っていたからです。

9. そこで、彼はいえすに多くの事を言って質問したましたが、彼は何も彼にお答えになりましせんでした。

10. そして、祭司の長たちや法学者たちは立って猛烈に彼の罪を訴えました。

11. そこで、ヘロデは自分の(彼の)兵士たちと一緒になって、彼を侮辱と嘲りとで扱い、彼に豪華な衣服を着せて彼をピラトに送り返しました。

12. その日からピラトとヘロデとは互いに親しくなりました。というのは、彼らは以前には、互いに反目しあっていたからです。

13. さて、ピラトは祭司の長たち、民の司たちを呼び集めて

14. 彼らに言いました。「お前たちはこの男を、民を惑わす者として私のところに連れてきた。そこで、実際にお前たちの前で審査したが、私には、彼についてお前たちが訴えている事について、何の落ち度も見当たらない。

14. そうだ、ヘロデもそうだ。私はお前たちを彼の所に送ったが、事実、死に値するような事は何も彼はしていない。

16. だから、私は彼をむち打ちにして、釈放する。

17  祭ごとにピラトがひとりの囚人をゆるしてやることになっていました

18. しかし、彼らは皆すぐに大声で叫びだして言いました。「この男は取り除いてください。そして、私たちにバラバを釈放してください。」

19. その人は、この都市で起こった、暴動と殺人とのために獄に入れられていました。

20. ピラトはイエスを釈放したかったので、もう一度彼らに声をかけました。

21. しかし、彼らは叫んで言いました。「十字架だ、彼は、十字架だ、彼を!」

22. それから彼は彼らに三度めに言いまた。「どうして。彼がどんな悪事をした?私は彼を殺す理由が何も見あたらない。だから、私は彼に鞭を打ってから行かせることにする。」

23. しかし、彼らは執拗に、大声で彼を十字架につけるように要求しつづけました。そして、それらの人々と、祭司長たちの声が勝ち、

24. ピラトは彼らの要求したようにと判決を下しました。

25. そして、彼は彼らに彼らが求めていた男を釈放しました。その男は、暴動と殺人とのために牢に投げ込まれていた者でしたが、ピラトはイエスを彼らの願うように渡したのです。

26. ところで、彼を連行しながら、彼らはクレネ人のシモンをつかまえました。彼は国から来ていた所でしたが、彼らはその男(彼)にイエスの後に十字架を負わせて行かせました。

27. そして、非常に大勢の人々が彼について行き、女性たちも、悲しみ、また嘆きながら彼について行きました。

28. しかし、イエスは彼らを振り返って仰せられました。「エルサレムの娘たち、私のために泣いてはいけない。汝ら自身と、汝らの子供たちのために泣きなさい。

29. 実に、彼らが『妊娠していない腹と、産まなかった胎、またふくませなかった胸は良かつた』という日が来ているからである。

30. その時、彼らは諸々の山に向かって、『我々の上に』と言い、また諸々の丘に向かって、『我々を覆え』と言い始めるであろう。

31. もし、これらの事が生木にされるなら、枯れ木には何がされるだろうか?」

32. そこには、他に二人の犯罪者が彼と一緒に死刑に処せられるために連行されていました。

33. そして、その時彼らはカルバリーと呼ばれている場所に来ました。そこで彼らは彼を十字架につけ、また、犯罪者たちを、一人は右に、一人は左につけました。

34. その時、イエスは仰せられました。「お父様、彼らをお赦しください。彼らは自分たちが、何をしているのかわかっていないからです。」さて、彼らは彼の着ている物を分けようとしてくじを投げました。

35. そして、人々は立ちながら見上げていました。司たちも冷笑して言いました。「彼は他人たちを救った。もし彼がキリスト、天の神に選ばれた者なら、自分自身(彼自身)を救え。」

36. 兵士たちも彼を嘲り、来て酸っぱくなったぶどう酒を彼に捧げて

37. こう言いました。「もしお前がユダヤの王なら、おまえ自身を救え。」

38. そして、彼の上にギリシャ語、ラテン、ヘブル語で「これはこのユダヤ人の王です」という碑が書き付けられてありました。

39. その時、吊るされていた犯罪者たちの一人が彼を侮辱してこう言いました。「もし、お前がキリストというなら、おまえ自身とおれたちを救え。」

40. しかし、もう一人は答えて彼をいさめて、こう言いました「お前は天の神を恐れる事もないのか。お前は同じ罪の宣告のもとにあることを考えろ。

41. おれたちはこうなっても当り前だ。おれたちは自分がやったことの当然の罰を受けているんだから。しかし、この方は何も悪い事をしていない。」

42. その時、彼はイエスに言いました。「主よ、あなたが御国にお入りになる時には。私を思い出して下さい。」

43. すると、イエスは彼に仰せられました。「アーメン。私は汝に言う。今日、汝は私と一緒にパラダイスにいるであろう。」

44. ところで、時はほとんど第六の時となっており、そして、暗黒が全地を覆って第七時にまで及んでいました。

45. その時、太陽は暗くされ、神殿の幕は真っ二つに裂け、

46. イエスは大声で叫んで仰せられました。「お父さま、あなたの御手に私の霊を委ねます。」こう仰せになってから、彼は最後の息を引き取られました。

47. そこで、百人部隊の隊長は起こったことを見て、天の神に栄光を帰して言いました。「確かに、この方は義人だった!」

48. そして、その光景を見に集まってきたすべての群衆は、起こったことを見て、自分たちの(彼らの)胸を打ちながら帰って行きました。

49. しかし、彼の知り合いたちと、ガリラヤから彼について来た女性たちは、遠く離れて立って、これらの事を見守っていました。

50. ところで、そこにヨセフという名の人がいました。議会のメンバーで、善良で正しい人でした。

51. 彼は彼らの決定と行動には反対していました。彼はユダヤの一都市の、アリマセアの出身であって、彼自身も天の神の王国を待ち望んでいたのです。

52. この人がピラトの所に行ってイエスの体を求めました。

53. それから、彼は取り下ろされ、麻布で包まれ、そして岩をくり抜いた墓に置かれました。そこはそれ以前には誰も納められたことがなかった墓です。

54. その日は備えの日であり、そして安息日が近づいていました。

55. そして、彼と一緒にガリラヤから来た女性たちは、ついて行って、その墓を見、また彼がどのように置かれたかを見ました。

56. それから、彼らは帰って、香料と香油とを用意し、法に従って、安息日に休みました。



[1] 17  祭ごとにピラトがひとりの囚人をゆるしてやることになっていた。〕

 

ルカによる福音書第3章

3章  赤字は(M.TRはキング・ジェームズバージョン:NUはネストレアーランド)

バプテストのヨハネが道を開く. 
1.さて、ティベリウス・カエサル統治の第15年目で、ポンテオ・ピラトがユダヤの総督であり、ヘロデがガリラヤの(四分轄)領主[1]、そして、彼の兄弟フィリップがイツリヤとトラコニツ地方の(四分轄)領主、またルサニアスがアビレネの(四分轄)領主であり、
2. アンナスとカヤファスとが大祭司であった時、天の神のお言葉が、荒野にいたザカリアスの息子、ヨハネに臨みました。
3. そして、彼はヨルダンの周辺のすべての地方に入って行って悔い改ためのバプテスマを宣べ伝えていました。
4. それは、預言者イザヤの書にこう書いてあるとおりです。
「荒野で叫ぶ者の声。『主の道を整えよ。彼の道をまっすぐにせよ。』
5. すべての谷は満たされ、あらゆる山と岡は低くされ、諸々の曲った部分はまっすぐにされ、諸々の荒れた道は平らにされる。
6. また、すべての肉なる者は、神の救いを見るであろう。」と。
ヨハネが人々に説教する

7. さて、彼は、バプテスマを受けようとして出てきた群衆に言いました。「毒蛇の群れよ!だれがあなたがたに、来るべき恐ろしい怒りから逃れるようにと警告したのですか?
8. だから、悔い改めに値する実を結びなさい。そして、あなたがた自身で『私たちは、アブラハムを私たちの父としている。』などと、言ってはいけません。私はあなたがたに言うが、天の神はアブラハムの子供たちなどこれらの石ころからでも起すことができます。
9. そして、今でさえ、斧が木々の根に置かれていて、良い実がならないならば、その木は切り倒されて、火の中に投げ込まれているのです。」
10そこで、群衆は彼に尋ねて言いました、「それでは、私たちはどうすればよいのですか?」
11. 彼は答えて彼らに言いました。「チューニックを二着持っている人は、持っていない人に分けてあげなさい。また、食べ物を持っている人も同じようにしなさい。」
12. その時、徴税請け負い人たちも、バプテスマを受けようとして来て言いました。「先生、私たちはどうすればいいですか?」
13. すると、彼は彼らに言いました。「あなたがたに定められた以上のものを集金しないように。」
14. 同じように、兵士たちも彼に尋ねて言いました。「それでは、私たちはどうすればいいですか?」そこで、彼は彼らに言いました。「怖がらせたり、嘘の言いがかりをつけないようにしなさい。そして、自分の給料で満足していなさい。」

15. さて、人々が期待に胸をふくらませ、ヨハネについて、彼がキリストでではないかとみな心の中でおしはかっていましたが
16. ヨハネは皆に答えて言いました。「私はこの通り、水であなたがたにバプテスマをしています。しかし、私よりも力のあるお方が来ようとしています。私は彼のサンダルの紐をほどいて差し上げる値打ちもありません。彼はあなたがたに聖霊と火とによって、バプテスマをなさいます。
17. そして、彼はその手にふるいを持っていて、その脱穀場を清め尽くし、納屋に集め、殻は消えることのない火で焼かれます。」
18. また、彼は、他にも多くのことを人々に勧め、また、説教をしました。
19. しかし、(四分轄)領主ヘロデは、彼から自分(彼)の兄弟フィリップの妻ヘロデアスのことと、また、ヘロデがしてきた、あらゆる悪について咎められていましたが、
20彼はヨハネを投獄して罪をましました。

21 人々がみなバプテスマを受けたとき、イエスもバプテスマを受けられました。
そして彼がイエスが祈っておられると、天が開かれました。

22 そして、聖霊が鳩のような姿をとってイエスの上に降り、天から声があって言われました。[1]「あかなたは私の愛する子。私はあなたに完全に満足している。」



[1] λέγο

23.さて、イエスご自身宣教を始められたのは、30歳ごろのことでした。(と思われる)、ヨセフの子、ヘリの子、
24. マサットの子、レビの子、メルキの子、ヤンナの子、ヨセフの子、
25. マッタティヤの子、アモスの子、ナフムの子、エスリの子、ナンガイの子、
26. マァスの子、マッタティヤの子、セメイの子、ヨセフの子、ユダの子、
27. ヨハナスの子、レーサの子、ゼルバベルの子、シルティエルの子、ネリの子、
28. メルキの子、アッディの子、ヨアサムの子、エルモダムの子、エルの子、
29. ヨセの子、エリエゼルの子、ヨリムの子、マッタテの子、レビの子、
30. シメオンの子、ユダの子、ヨセフの子、ヨナンの子、エリヤキムの子、
31. メレの子、メナンの子、マッタターの子、ナタンの子、ダビデの子、
32. イェッセの子、オベデの子、ボアズの子、サルモンの子、ナァソンの子、
33. アミナダブの子、ラムの子、ヘズロンの子、ペレズの子、ユダの子、
34. ヤコブの子、イサックの子、アブラハムの子、テラの子、ナホルの子、
35. セルグの子、レウの子、ペレグの子、エベルの子、セラの子、
36. カイナンの子、アルファクサドゥの子、セムの子、ノアの子、ラメクの子、
37. メスセラーの子、エノクの子、ヤレドゥの子、マハラレルの子、カイナンの子、
38. エノスの子、セツの子、アダムの子、天の神の子です。



[1] τετραρχοντοσtetrarch

2025年7月31日木曜日

ルカによる福音書第16章

16章

1. 彼はまた、彼の弟子たちに仰せられました。「ある金持ちがいたが、彼にひとりの執事がいた。そして、その男が彼の財産を浪費しているという告発が彼の所にもたらされていた。

2. そこで、彼は彼を呼び、そして、彼に言った。『私がおまえについて聞いているこのことはどうなんだ?お前の仕事の会計記録を出しなさい。もう、お前に執事をさせておけないから。』

3. その時、その執事は心の中で言った。『どうしたらいい?私の主人は私から執事職を取り上げようとしている。私は土方はできないし、物乞いするのは恥ずかしい。

4. 分かった。この執事職を辞めさせられた時、彼らが私を彼らの家に受け入れてくれるだろう。』

5. そして、彼は彼の主人の負債者たちを皆彼の所に呼び、そして、最初の者に言いました。「あなたは、私の主人にいくら負債がありますか?」

6. すると彼は言いました。『油を500樽です。』そこで彼は言いました。『座って50と書き変えなさい。』

7. それから、彼はもう一人を呼んで言った。『あなたはいくら借りていますか?』。する、彼は答えた。『小麦を100ほどです』。そこで、彼は彼に言った。『この証書を持って、80と書き換えなさい。』

8. しかし、主人は不正の執事を褒めた。彼が抜け目なくやったからである。この世代の子らは、光の子らよりも抜け目がない。

9. そこで、私は汝らに言う。汝ら自身のために、不正の富を使ってでも友人たちを作りなさい。汝らが失敗したときに、彼らが汝らを永遠の家に迎え入れてくれるように。

10. 小さなものに忠実な人は、大きなことでも忠実である。そして、小さなことに不正な人は、大きなことにも不忠実である。

11. だから、もし、汝らが不正の富に忠実ではないなら、誰が汝らに諸々の真の富を任せてくれるだろうか?

12. また、もし汝らが他人のものに忠実でないなら、誰が汝ら自身のものを与えるだろうか?

13. どんな僕でも、二人の主人に仕えることは出来ない。なぜなら、彼は一人を憎んで、他方を愛し、一方に忠実なら、他方を軽んじる。汝らは神にも富(マンモン)にも仕えることはできない。」

14. ところで、金を愛している、ファリサイ派の人々が、この事を皆聞いて、彼をあざ笑いました。

15. そこで、彼は彼らに仰せられました。「汝らは、人の前で自分自身(汝ら自身)を正しいとしている。しかし、天の神は汝らの心をご存知であられる。なぜなら、人の間でより高く評価されていることは、天の神の見る所では嫌悪されている。

16. 法と預言者たちはヨハネまでである。その時以来、天の神の王国は宣教されてきた。そして皆はそれに押し合いながら入っている。

17. そして、天と地とが過ぎ去るほうが、法の小さな点一つが落ちるよりも易しい。

18. だれでも、彼の妻を離婚して、他の者と結婚しているなら、姦淫をしている。また、だれでも夫から離婚している女性と結婚しているなら、その人は姦淫をしているのである。

19. ある金持ちが紫色の最高級の麻布性の着物を着ていた。そして、毎日贅沢に暮らしていた。

20. しかし、そこにラザロという乞食がいて、体中ただれていた。彼はその金持ちの門のところにいて、

21. その金持ちの食卓から落ちてくるくずを食べたいと願っていた。その上、犬どもがやって来て、彼のできものをなめていた。

22. しばらくして、その乞食は死んで御使いたちによって、アブラハムの懐に連れて行かれた。その金持ちもまた死んで葬られた。

23. そして、黄泉(ハデス)で苦悩しながら、彼が目を上げてみると、はるかかなたにアブラハムが見えた。そして、ラザロが彼の懐にいた。

24. その時、彼は叫び声を上げて言った。『お父様、アブラハム様、私を哀れんでください。ラザロを指先に水をつけて、私のところに送ってください。そして、私の舌を冷やしてください。私はこの炎の中で苦んでおりますから。』

25. しかし、アブラハムは言いました。『息子よ、おまえが生きている時に、おまえは諸々の良いものを受けたことを思い出しなさい。そして、ラザロは諸々の悪い物を受けていた。しかし、今は、彼は慰められ、そして、おまえは苦しみ悶えている。

26. また、この全ての上に、私たちとおまえとの間には、[1]深淵が仕組まれていて、ここからおまえの所に行くことが出来ないし、そこにいる人々が、それを超えて私たちの所にくることもできない。』

27. その時、彼は言いました。『それなら、お父さま、お願いです。彼を私の父の家に送ってください。

28. 私には五人の兄弟がいます。が彼らに証しをして、彼らもまたこの苦しみ悩む場所に来ないようにして下さい。』

29. アブラハムは彼に言いました。『彼らにはモーセと預言者たちがいる。彼らは、その人たちに聞けばよい。』

30. しかし、彼は言いました。『いいえ、アブラハムお父さま、この死から誰かが彼らの所に行ってくれたら、彼らは悔い改めましょう。』

31. しかし、彼は彼に言いました。『もし、彼らがモーセや預言者たちに聞かないなら、この死からよみがえった人からでも、[2]聞きはしない。』




[1]Χάσμα  a chasm (地面・などの)の広く深い割れ目[裂け目]; 深い淵

[2] Πεισθήσονται will they be persuaded.

ルカによる福音書第7章

7章

1. さて、聞いている人々に、ご自分の譬えを全部締めくくられる[1]と、彼はカペルナウムに入って行かれました。
2. すると、ある百人部隊の隊長の僕で、彼にとって大切な人が病気になり、そして死にかかっていました。
3. そこで、イエスについて聞くと、彼はユダヤ人の長老たちを彼のところに遣わして、来て彼の僕を癒していただくようにと嘆願しました。
4. そして、イエスのところに来ると、彼らは彼に、イエスが(彼が)そうする価値があると、熱心に懇願して、こう言いました。
5. 「彼は私たちの国を愛してくれています。そして、私たちにシナゴーグを建設してくれました。」
6. そこで、イエスは彼らと一緒に行かれました。さて、彼がすでにその家から遠くないところまで来ると、百人部隊の隊長は友人達を彼のところに送って、彼にこう言いました。「主よ、ご自身をお煩わせ下さいませんように。私はあなた様を私の屋根の下にお入れする資格がございません。
7. ですから、私自身があなた様のもとに行く資格もないと思ったのです。ですが、お言葉を下さい。そうすれば、私の僕は癒されますから。
8. と言いますのは、私も権威の下にある一人の人間ですが、私の下にも兵士達がおります。そして、私がある者に、『行け』と言いますと、彼は行きます。また、他の者に、『来い』と言いますと、彼は来るのです。そして、私の僕に『これをせよ』と〔言うと〕、彼はそれをします。」
9. イエスはこれらの事を聞いて、彼に驚嘆され、そして周囲を見渡して、彼についてきている群衆に仰せられた。「汝らに言う。私はこのような素晴らしい信仰をイスラエルの中でさえ、見た事がない!」
10. そして、使わされていた人々がその家に引き返してみると、その病気であった僕が健康になっているのを見ました。
11. ところで、翌日、彼はナインという町に入って行かれました。そして、彼の多くの弟子たちと、大きな群衆も彼と一緒でした。
12. そして、彼がその町の門の近くにお出でになると、死人が運び出されて来ました。母親の一人息子であり、彼女はやもめでした。また、町の多くの群衆が彼女と一緒にやって来ました。
13. 主が彼女を覧になると、彼女に深く同情して、彼女に仰せられました。「泣かないでいなさい。」
14. その時、彼は近寄って、その棺に触れられました。すると、それを運んでいた人々は立ちどまりました。すると、彼は仰せられました。「若者よ、私があなたに言う。起きなさい。」
15. すると、死人は、上半身を起して物を言い始めました。彼は彼をその母親に差し出されたのです。
16. その時、皆に恐れが襲い、彼らは天の神に栄光を帰して、こう言いました。「偉大な預言者が私たちの間から起された。」また、「天の神が、彼の民に訪れて下さった。」
17. そして、彼についての知らせは全ユダヤと、周辺のすべての地域にも〔伝えられた〕
18. その時、ヨハネの弟子たちは、これらについての事をすべて彼に報告しました。
19. そこで、ヨハネは彼の弟子たちのうちの二人を呼んで、彼らをイエスの所には遣わして、こう言わせました。「あなたが来るべきお方なのですか、または、私たちは他の人を待つべきでしょうか?」
20. その人々は彼のところに来ると、彼らは言いました。「バプテスマのヨハネが私たちをあなたに遣わして、こう言っています。『あなたが来るべきお方なのですか、それとも、私たちは他の人を待つべきでしょうか?』と。」
21. さて、その時、彼は多くの虚弱な人々や、苦痛で悩んでいる人、また悪霊どもにとりつかれている人々を癒し、また、多くの目の見えない人々には、彼は見えるようにされていました。
22. イエスは彼らに答えて仰せられました。「行きなさい。そして、ヨハネに汝らが見ていたことや聞いていたことを言いなさい。目の見えない人は見え、不自由な足は歩き、レプラは清められ、聞こえない耳は聞いている、死人はよみがえらされ、貧しい人々には、福音が説教されている。
23. 幸いなのは、私につまづく事のない人だ。」
24. ヨハネの使者たちが出て行くと、彼は群衆に、ヨハネについて語り始められました。「汝らは、何を見にあの荒野に出て行ったのか?この風に揺れる葦か?
25. そうでないら、汝らは何を見に出て行ったのか?柔らかい着物を着た人々か?もちろん、豪華な着物を着て、贅沢に暮らしている人々なら、宮殿にいる。
26. しかし汝らは何を見に出て行ったのか?預言者か?そうだ。私は汝らに言う。預言者以上の者だ。
27. こう書かれているのは、彼についてである。『見よ、私は私の使者をあなたの(顔の)前に遣わしている。その人は、あなたの前にあなたの道を準備する。』
28. 私は汝らに言う。女性たちが生んだ預言者たちの中に、バプテスマのヨハネ以上の預言者はいない。しかし、天の神の王国では、一番小さい人でも、彼よりは偉大である。」            
29. そして、すべての人々は彼に聞いて、 徴税請負人たちは天の神が正しいとして、バプテスマのヨハネからバプテスマを受けた。
30. しかし、ファリサイ派の人々や、法律家達は、彼からバプテスマを受けることをせずに、彼らに対する天の神の勧告を受け入れなかった。
31. そして、主は仰せられました。「ところで、私はこの世代の人々を何に似せられようか。また、彼らは何に似ているだろうか?
32. 彼らはあの市場に座っていて、互いに呼び交わしている子供たちに似ている。〔彼らは〕言っている。『僕らは君たちのために笛を吹いたのに君たちは踊らなかった。僕らは悲しんだのに君たちは泣かなかった。』
33. というのは、バプテスマのヨハネが来て、パンを食べる事もワインを飲む事もしないと、汝らは言う。『彼は悪霊〔に取り付かれている〕』と。
34. そして、人の子が来て食べたり飲んだりしていると、汝らは言う。『見ろ、大食いの大酒のみだ。徴税請負人たちや罪人どもの友人だ!』と。
35. しかし、知恵はそのすべての子供たちによって正当化[2]される。」
36. その時、ファリサイ派の人の一人が彼に一緒に食事をするようにと求めました。そこで、彼はファリサイ派の人の家に行き、[3]横になり食事をされました。
37. すると、見よ、その町で罪を犯している、一人の女性が、イエスがファリサイ派の人の家で、食事をなさっているのを知って、石膏の壷にいれた香油を持って来ました。
38. そして、彼の足もとの後ろに泣きながら立ち、それから彼の両足を涙で洗い始めました。また、それを頭髪で拭い、彼の両足にキスをし、かの香油を注ぎかけたのです。
39. ところで、彼を招いていたファリサイ派の人はこれを見て、心の中で語って、こう言いました。「この人が、もし預言者であるなら、彼にさわっているこの女が、誰で、どんな女か知っているだろうに。彼女は罪人なのだから。」
40. すると、イエスは彼に答えて仰せられました。「シモン、汝に言う事がある。」そこで彼は言った。「先生、おっしゃってください」
41. 「ある債権者に対して、二人の負債者がいた。ひとりは五百デナリ、もう一人は五十デナリだ。
42. しかし、彼らには払う事のできるものが何もなかった。彼は両方とも完全に免除してやった。それで、彼らのうちのどちらが彼をより愛すると思うか、私に言いなさい。」
43. シモンは答えて言った。「私はたくさん赦してもらったほうだと思います」。すると、イエスは彼に仰せられました。「汝の判断はただしい」。
44. それから、彼は女性の方に向いてシモンに仰せられました。この女性を見なさい。私が汝の家に入った時、汝は私の足のために水をくれなかった。しかし、彼女は私の両足を涙で洗ってくれた。そして、それを頭の髪で拭いてくれた。
45. 汝は私にキスをしてくれなかった。しかし、私が帰るときまで、この女性は私の両足にキスをし続けた。
46. 汝は私の頭に油を塗ってくれなかった。しかし、この女性は私の両足に香油を塗ってくれた。
47. そこで、私は汝に言う。彼女の諸々の罪は、それは多いけれども、赦されている。彼女がたくさん愛したからだ。しかし、少ししか赦されていない者は、同じように少ししか愛さない。」
48. その時、彼は言いました。汝の諸々の罪は赦されている。」
49. すると、彼と一緒に横になっていた人々[4]は心の中で言い始めた。「この人は何者だ。諸々の罪さえ赦すなんて?」
50. その時、彼は女性に仰せられました。「汝の信仰が汝を救った。安心して行きなさい。」


[1] εισ τασ ακοασ του into the ears of the people
[2] εδικαιωθη justified
[3] Κατεκλίθη he reclined [at table];
[4] συνανακειμενοι  reclining