2026年3月21日土曜日
ルカによる福音書第11章
11章
1. さて、彼がある場所で祈りをなさり、それを終えられた時、彼の弟子たちの一人が彼に言った。「主よ、ヨハネも彼の弟子たちに教えていたように、私たちにも、祈りを教えてください。」
2. そこで、彼は彼らに仰せられた。「汝らが祈る時には、こう言いなさい。『諸々の天におられます私たちのお父様、御名が崇められますように。王国が来ますように。御旨が天でなされているように、地でなされますように。
3. 私たちに毎日のパンをお与え下さい。
4. そして、私たちの諸々の罪をお赦しください。私たちも私たちに負債のある人を皆赦しておりますから。そして、私たちを、誘惑に入らせず、悪しき者から救い出してください。」
5. そして、彼は彼らに仰せられた。「汝らのうちの誰かが友人を持っていて、真夜中に、彼の所に行き、彼に言うとする。『友よ、私に三つのパンを下さい。
6. 私の友人が旅をして、私のところに来ました。でも、私は彼にあげられるものが何もないのです。』
7. すると、彼は〔家の〕中から答え、そして言う。『私を困らせないでくれ。戸はもう閉めている。そして、私の子供たちは私と一緒に寝ているんだ。私は起きてあなたに上げられないだろう?』
8. 私は汝らに言う。彼は友だちだからというのでは起きないし、何かをくれることはない。しかし、彼が切迫していれば、彼は起きる。そして、彼に必要としているだけは与える。
9. だから、私は汝らに言う。求め続けなさい。そうしたらそれは与えられる。捜し続けなさい。そうすれば汝は見つける。たたき続けなさい。そうすれば、汝に開かれる。
10. 誰でも、求めている者は受け、また、捜し続けている者は見つけている。そして、たたき続ける人には開けられているからだ。
11. もし、誰でも、汝らの一人が、息子の一人がパンを求めているのに、石を与えるだろうか?また、魚を求めているのに彼は魚の代わりに毒ヘビをあげるだろうか?
12. また、彼が卵を求めているのに、サソリを与えるのか?
13. もし、汝らは、悪い性分なのに、自分の子供たちには良いものをあげることを知っているなら、汝らの天の父はなおさらの事、聖霊を求め続ける人たちに与えない事があるだろうか?」
14. さて、彼は悪霊(ダイモニオン)を追い出しておられた。そして、それは口をきけなくする〔霊〕であったが、悪霊(ダイモニオン)が出て行き、その話せない人が話したので、群衆は驚いたのである。
15. しかし、彼らのある人たちは言った。「彼は悪霊ども(ダイモニオン)を、悪霊どもの支配者ベルゼブルによって、追放しているのだ。」
16. 他の人々は、彼を試して彼から天のしるしを求めていました。
17. しかし、彼は彼らの思いを知って、彼らに仰せられた。「あらゆる王国は分裂して争っているなら、荒廃する。また、家が家に敵対していたら崩壊する。
18. 汝らは、私が悪霊どもを、ベルゼブブによって追放していると言っているが、もし、サタンも自分自身(彼自身)のうちで分裂して敵対しているなら、どうして彼の王国は立ちつづけるのか。
19. また、私が悪霊どもを、もしベルゼブルによって追放しているなら、汝らの息子たちは誰によって彼らを追放するのか?だから、彼らが汝らの裁き人になるのだ。
20. しかし、もし私が悪霊ども(ダイモニオン)を天の神によって追放しているなら、確かに天の神の王国は、汝らの所にきているのだ。
21. 強い男性が武装して、自分の邸宅を守っている時には、彼の諸々の財産は安全だ。
22. しかし、彼よりも強い者が彼の所に来て、彼に勝てば、彼は彼が頼りにしていた彼の武具を全て奪い取り、彼からその戦利品を分ける。
23. 私と一緒にいない人は、私に敵対する人であり、また、私と一緒に集めない人は、散らす人たちなのだ。
24. 汚れた霊が男性から出て行った時、彼は乾いた場所を通り抜け、休み場を探していた。しかし、無かったので、彼は言う。『自分は出てきた自分の家に帰ろう。』と
25. そして、彼が帰って来ると、彼はそれが掃除して、整頓してあるのを見た。
26. そこで、彼は出て行って、自分自身よりも更に悪い、他の七つの霊どもを連れて来る。そして、彼らはそこに入って住み込む。すると、その人の最後の状態は、初めの時よりも悪くなっている。」
27. さて、彼がこれらの事をお語りになっている時、群衆の中から、ある女性が声をあげて彼に言った。「あなたを身ごもった胎は幸いです。そして、あなたに乳をのませた胸は幸いです。」
28. しかし、彼は仰せられました。「それよりももっと幸いなのは、天の神の言葉を聞いて、それを守る人だ。」
29. さて、群衆が密集して互いに集まっている間に、彼は語り始められました。「これは邪悪な世代だ。徴を求めている。しかし、預言者ヨナの徴のほかには、何のしるしも与えられない。
30. ヨナがニネベの人々に対する徴となったように、人の子もこの世代に対して徴となるからだ。
31. 南の女王が裁きの時に、この世代の人々と一緒に立ち上がり、彼らを裁く。彼女が地の果てからソロモンの知恵を聞くために来たからだ。そして、実に、ソロモンよりも偉大な者がここにいる。
32. ニネベの人々が裁きの時に、この世代の人々一緒に立ち上がり、そして、それを裁く。彼らがヨナの説教で悔い改めたからだ。しかし、実にヨナよりも偉大な者がここにいる。
33. 誰も、灯かりに火を灯して、それを秘密の場所や穀物の量りの下にいれはしないで灯かり台の上に置いて、入ってくる人たちにその火が見えるようにする。
35. だから、汝の内側にある光が暗くないように注意していなさい。
36. 明るい灯かりが汝を照らしているように、もし[3]汝の体全部が明かりとなっていて、暗い部分はどこにもないなら、すべてが明るくなる。」
37. そして、彼がお語りになっていると、あるファリサイ派の人が彼を食事に招待しました。そこで、彼は入って、食事のために席にお着きになりました。
38. ファリサイ派の人は、それを見ていて、彼が食事の前に、まず手を洗わない事に驚きました。
39. その時、主は彼に仰せられました。「ところで、汝らファリサイ派の人たちは、杯や皿の外側は洗って清くする。しかし、汝らの内側は貪欲や邪悪で満ちている。
40. 愚かな人々だ!外側をお造りになったお方は、内側もお造りになったのではないか?
41. しかし、むしろ、汝が持っている物を施しなさい。そうしたら、すべては本当に清くなる。
42. しかし、汝らファリサイ派の人々は忌まわしい!なぜなら、汝らはミントやルーや薬味の十分の一をしている。そして裁き[4]と天の神に対する愛を見過ごしている。これらは汝らがはしなければならないことだが、もう一方を行わないまま放っておいてはいけない。
43. 汝らファリサイ派の人々は忌まわしい!なぜなら、汝らはシナゴーグでの、一番良い席を好み、また、諸々の市場で挨拶するのを好んでいる。
44. 汝ら律法学者たちやファリサイ派の人々は忌まわしい。偽善者たちよ!汝らは、見えないが、人々がその上をそれに気がつかないで歩いている見えずらい[5]墓に似ている。」
45. その時、法律家の一人が答えて彼に言いました。「先生、これらのことをおっしゃることによって、あなたは私たちも非難しています。」
46. すると、彼は仰せられた。「汝ら法律家も忌まわしい!なぜなら汝らは、耐えがたい、諸々の重荷を人々に担わせている。そして、汝ら自身は、それらの重荷に指一本でも触れようとしない。
47. 汝らは忌まわしい!なぜなら、汝らは預言者たちの墓を建てた。そして、汝らの祖先たちが、彼らを殺したのだ。
48. 事実、汝らは、汝らの先祖たちの行いを認めて証明している。そして、汝らは、彼らの墓を建てているのだ。
49. だから、天の神の知恵もまた言っている。『私は彼らに預言者たち、そして、使徒たちを遣わそう。すると、彼らは、彼らのうちの何人かを殺し、また迫害する。』
50. そのようにして、世界の基の置かれたときから流された、すべての預言者たちの血がこの世代に[6]求められる。
51. アベルの血から祭壇と神殿との間で殺された、ザカリヤの血に至るまでの。そうだ。私はあなたがたに言う。それはこの世代に[7]求められる。
52. 汝らは忌まわしい、法学者たちよ!汝らは、知識の鍵を取り上げてしまった。汝らは自分自身も入らず、そして、入ろうとする人々の[8]邪魔をした。」
53. そして、彼がこれらのことを彼らに仰せになってからは、律法学者たちや、ファリサイ派の人々は、猛烈に彼を攻撃し始め、多くのことで彼に反対質問をし始め、
54. 彼を待ち構え、そして、彼を訴えて捕らえるために、仰せになっている何かのことで言いがかりをつけようとしました。
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